前回、子どもたちに手書きで伝えることの難しさを書きました。
そこで、私の子どもの頃のことを思い出してみました。
私は勉強は大嫌いな子どもでした。偉そうにいうことではないですね。もっとこうしておけば・・・という後悔も沢山あります。
ただ、書くことだけは大好きでした。
ただただ好きだった・・・と言えばよいでしょうか。
勉強をしているふりをしてよくしていたこと、それは
歌詞を写すことです。
ラジオやCDから流れる曲が気に入ると、とにかく書く。
「コピーすればいいじゃん!」
そんな声が聞こえてきそうですね。
なんで好きだったのか、当時の自分に聞いてみたいですが、
実は今も好きなのです。
好きなアーティスト、好きな歌詞、片っ端から書いていきます。
鉛筆であったり、時には毛筆でも書きます。
何で書くのか、自問自答してみました。
曲はアーティストの作品です。作られた方の思いが詰まっています。その受け止め方は人それぞれです。
その思いの詰まった曲を、私は文字で表現したい!と思ったのです。
アーティストによっては、動画に手書きの歌詞を入れています。その歌詞を見ると、思いが文字にも反映されていると感じます。
そして、私はその曲に敬意を表し手書きで表現します。
訳も分からず好きだったことが、今仕事になっている。
私は幸せだ・・・と回想しながらニコニコした次第です。
ただ、その楽しさを伝えることは難しい・・・ですね