こんにちは!書家/デザイン書家、書き方教室講師の明(Aki)です!
今年は私が「今を生きる人に手書きの楽しさ伝えたい」と活動を始めて10年目に入りました。
10年間続けることができたのは出会ってくださり、お声がけくださり、支えてくださる皆さまのお陰と感謝しております。
本当に色々ありました……
そう、世界中に深刻な影響を与えた2021年新型コロナウイルスもありました。実はこのことが私の活動の転機でもあります。
HPのプロフに書かせて頂いておりますが、私の活動のスタートは子どもたちの学校の放課後スクールです。
以下プロフより引用
教室を開講したい!これは私の小学生の頃からの夢でした。高校でも書を学び、私は人生最終到着地点としての夢をお習字教室の先生にしよう。その教室の為に教育業界には携わりたいと学生の頃にはすでに決め、様々な仕事を経験し、書以外の経験も多く吸収しようとしていました。
そして、結婚、出産、育児を経験……しばらく習字、書道とは離れた生活をしていました。
そんな時、自分の中で動かなきゃ!と思った瞬間がありました。それは恩師の書道展に招待して頂いた時のことです。
恩師が私に言った一言「まずはやってみな」
恩師がさらっとおっしゃった一言。私の性格をよく知っていらっしゃるからこその一言。次の日、私は区役所に電話していました。まさに猪突猛進!数か月後には区の小学校の放課後教室の講師として「書き方」を教えることになります。放課後教室の先生方と話し、決まった名前が「書き方教室」でした。数年後には2校で「書き方」1校で「お習字」を教えることができるようになりました。
そんな中、現在も収束のめどがついていない「新型コロナウイルス」による制限ある生活が始まり、急に子どもたちは学校に通うことができなくなってしまいます。そこで思いついたことがネットを使って発信することでした。
YouTubeでの発信や、noteを使って毎日子供たちへ書を発信し続け、365日続けることができました。そして2022年、戸越銀座駅前にて長年の夢であった「Aki書き方教室」を開講することができました。
地域の子どもたちに向けた活動から、日本そして世界へ向けた発信へ
「新型コロナウイルス」禍に開始したSNS運用
はじめは発信の仕方がわからない、そして楽しさより怖さが大きく「顔出しNG」と決めて恐る恐る投稿していました。一番初めのアイコンはこちら

AKI書き方教室のキャラクターもぐらくんです。
SNS(当時は主にX(旧Twitter))のみの発信、しかも恐る恐るなので何が伝えたいのか明確ではなかったと思います。
当然上手くいくはずがありません。
伝えたいことが伝えられない……それどころか、教室も運営危機に(4か月間生徒ゼロ)
そこで満を持してホームページを一新、ビジネスを学ぶことになります。
たくさんの方に「書」「筆文字」の良さを知って使っていただく為には……
そして商用の「書」を販売することになります。
デザインとして販売する「書」から感覚部分で伝えたい「書」へ
書き方教室の生徒も増え、徐々にデザイン書家としても認知して頂いたころ
転機が訪れます
「筆文字タトゥーデザインのご依頼」でした
私の中で何かが弾けた感覚でした。
私はボディーペインティング等が大好きでした。若い頃は自分の手などに絵を描いていました。
これだ!!!
販売開始をしたのが「筆文字タトゥーシール」です。
HJC明(Aki)初めての自社商品については長くなるのでこちらをお読みくださいませhttps://kakikatakyoushitsu.com/blog/2023/11/25/%ef%bc%91-3/
※HJC明(Aki):明(Aki)の屋号です[~Akiが日本の書に想いを込めて~”Aki puts the heart into Japanese calligraphy”]
そこからです
「私が伝えたいことは何なんだろう」
「私が筆文字で何が表現できるんだろう」
葛藤する日々でした。
そこで思い立ったことが「個展」を開くことでした。
今までは地域や、限定的だった活動をもっと多くの方に知って頂きたい
「日本、世界へ手書きの楽しさを伝えたい!!!」
思い立ったら即行動
もちろん、私は個展を開いたこともありません。
でも、ここはやるしかありません。
これが昨年のことです。
たくさん失敗もしましたし後悔もしました。
でも、個展会場に足を運んでくださった方が楽しそうに作品を見て下さり、書いてくださる様子を見ていると本当に幸せな気持ちになれました。
この活動をやって良かった!間違っていない!と確信がもてました。
そして
今年、活動を始めて10年目という節目の年
渋谷で個展を開催します
今回の個展のタイトルは【翔】です。
正直、ここまでスムーズにくることができた訳ではありません。山あり谷あり、一歩進んで二歩下がる。
何度も悔しい思いもしました。
しかし
たくさんの方にご心配をおかけして、応援していただいてここまでくることができました。
サブタイトルは「雲外蒼天」困難なこと、苦しいことがあっても、努力して乗り越えた先には 明るい素晴らしい世界が待っている。という意味です。
私は真っ青な大空を皆さまと駆け回りたいと思っております。
この10年出会ってくださった皆さまへ感謝の気持ちを込めて開催する個展です。
2025年9月22日~28日
Gallery Conceal Shibuya:https://galleryconceal.com/
でお会いしましょう!!
個展についてはこちらのブログで書いています:https://kakikatakyoushitsu.com/blog/2025/08/03/1-11/
在廊情報、その他イベントなどは各SNSで発信いたします。
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